「SEO対策をしたWebサイトで集客力をアップしたいけど、方法がわからない」とお悩みの方に向けて、Googleで上位表示の経験が豊富な株式会社UPDATERsがSEO対策についてわかりやすく解説します。
SEO対策のメリットやデメリット、注意点も解説するので、SEOに対応したWebサイトを作成したい方はご参考にしてください。
この記事はこんな人におすすめです!
・SEO対策がどういうものかを知りたい
・メリットとデメリットを知った上でコンテンツを制作したい
・SEO対策を失敗しないためにやり方や注意点を知りたい
SEO対策とは
SEOとは、Search Engine Optimizationの略で「検索エンジン最適化」を意味します。
SEO対策(SEO施策)とは、Googleなどの検索エンジンでキーワード検索した際に、自社のWebサイトが上位に表示されるように講じる施策のことです。
適切なSEO対策が施されているWebサイトは、Google検索結果の上位に表示でき、集客や売上アップに繋がります。
SEO対策をする主なメリット
SEO対策には多くのメリットがありますが、主なメリットは以下の3つです。
- アクセス数がアップし、集客につながる
- 広告費が抑えられ、費用対効果が高い
- 社名や商品名を印象づけられる
アクセス数がアップし、集客につながる
SEO対策を行い、検索結果上位に表示されると、アクセス数がアップします。
実際に、seoClarityの調査によると、検索結果1位のクリック率は13.94%に対し、10位は1.32%でした。
出典:seoClarity CTR Research Studyより
この調査結果から、検索結果で上位に表示されるほど多くのユーザーにクリックされてアクセス数がアップし、集客につながることがわかります。
広告費が抑えられ、費用対効果が高い
リスティング広告とは、広告費を支払って自社のWebサイトが検索結果の上位に表示されるよう運用することです。
リスティング広告の多くはクリック課金(リンクがクリックされた回数に応じて費用を支払う方法)を採用しています。即効性はありますが、継続的な費用が必要です。
それに対し、最適なSEO対策を行っているサイトは広告費をかけずに検索結果の上位に表示できます。また、一度作成したサイトは削除しない限り自社コンテンツのひとつとして残り、それ自体が資産となる点もポイント。
リスティング広告は広告費の支払いをやめると集客効果も失われますが、SEO対策をしたWebサイトは継続的な費用を払わなくても効果が持続します。費用対効果が高い点がメリットです。
社名や商品名を印象づけられる
検索結果で上位に表示されると、より多くの人が自社の社名やロゴ、商品名などを見る機会が増えます。自社の商材を覚えてもらい、印象づけることで、ユーザーがサービスを選択する際に優位に立つことができます。
これは、行動経済学で「利用可能性ヒューリスティック」と呼ばれる理論で、人は選択に迷った時に、記憶に残っている情報を基に意思決定をする傾向があるからです。
自社のWebサイトを検索結果の上位に表示し、社名や商品名を消費者の記憶に残すことで、長期的に見て売り上げの向上につながります。
SEO対策をするデメリット
SEO対策にはデメリットもあります。以下の点を把握しておきましょう。
- 効果を実感するまでに時間がかかる
- コンテンツ作成をするためのコストがかかる
効果を実感するまでに時間がかかる
SEO対策は、リスティング広告と比較して成果を実感するまでに時間がかかります。主に、コンテンツの作成や検索エンジンに評価されるまでにある程度の期間を要するからです。
コンテンツの作成には、企画・調査・構成・執筆・校正などの時間がかかります。また、上位表示されるためには、記事の数を充実させることも必要です。そのため、成果が出るまでに数ヶ月〜数年かかるケースもあります。
コンテンツ作成をするためのコストがかかる
SEO対策に必要なコンテンツを作成するための費用がかかるのもデメリットのひとつです。
テキスト作成やWebサイトのメンテナンスに人件費がかかります。SEO対策の専門業者に外注するなら、外注費用も必要です。
しかし、リスティング広告と異なり、継続的な広告費がかからないことや、一度作成すると自社のコンテンツとして残ることから、長期的に見て費用対効果は高いと言えます。
SEO対策の具体的な方法
SEO対策のための具体的な方法は以下の通りです。
こちらで紹介する方法以外にも多くの方法はありますが、特に重要な方法を解説します。
- 読者に有益なコンテンツ作り
- キーワードの選定
読者に有益なコンテンツ作り
Googleの品質評価ガイドラインにはE-E-A-Tを意識して書くことが重要だと明記されています。
E-E-A-Tとは、
- Experience(経験)
- Expertise(専門性)
- Authoritativeness(権威性)
- Trustworthiness(信頼性)
の頭文字をとったもので、Webページの品質を評価するための要素です。
Experience(経験)は、制作者が実際に経験したコンテンツについて執筆しているかを評価する項目のこと。例えば、商品紹介ページの場合、商品に関する情報や知識だけでなく、レビューや口コミなど筆者が実際にその製品を体験したかどうかについて記載されているとより高く評価されます。
Expertise(専門性)は、コンテンツの制作者に専門的な知識や技術があり、執筆した文章の内容が正確で信頼できるかを評価する項目です。
Authoritativeness(権威性)は、他のサイトに引用されるような優れたコンテンツを提供しているかを評価する項目です。具体的には、被リンクの数と質やサイトの運用期間が影響します。コンテンツの情報が他のユーザーにとって有益であることが重要です。
Trustworthiness(信頼性)は、Webサイトが安全で信頼できるかを評価する項目で、4つの中で最も重要視されています。ほかの3つの点が優れていても、セキュリティ面に不安があるサイトや、ユーザーを騙すような目的で制作されたコンテンツは評価されません。
キーワードの選定
SEO対策をする上で重要なのがキーワードです。
例えば、本格スパイスカレーの作り方を紹介した上で、自社のオリジナルレトルトカレーをおすすめする記事を書くなら、まずは「本格スパイスカレーを作りたい人はどのようなキーワードで検索するだろう」と考えます。「スパイスカレー レシピ」「本格カレー 作り方」などが思い浮かぶでしょう。
キーワードの選定には想像力も大切ですが、ツールの利用がおすすめです。Keyword plannerやラッコキーワードなど、SEO対策をする上で利用できるツールがあります。既に上位表示されている競合サイトからキーワードを調査するのも良いでしょう。
入念に調査して選定したキーワードから、タイトルや見出し、本文を考えることがSEO対策につながります。
SEO対策の具体的な方法はこちらの記事で詳しく解説しています。併せてご覧ください。
SEO対策を行う上での注意点
検索エンジンが公表しているガイドラインに違反すると、検索結果に表示されない・検索順位が落ちる原因になります。本末転倒にならないよう、以下の点にご注意ください。
- キーワードを不自然に入れすぎないようにする
- 制作したコンテンツがほかのサイトと酷似していないか
キーワードを不自然に入れすぎないようにする
検索上位に表示するためにキーワードが不可欠です。しかし、不自然にKWを入れすぎるとガイドライン違反になるため、ご注意ください。
「短編小説」というKWを不自然に入れ過ぎている例文:
短編小説好き必見!短編小説好きの筆者が泣ける短編小説や感動の短編小説を紹介するので、短編小説を探している方はぜひご覧ください!
制作したコンテンツがほかのサイトと酷似していないか
他のサイトに似すぎていることも、ガイドライン違反の対象になります。
自分でも気づかないうちに酷似サイトを作っている場合があるので注意が必要です。公開前にSearch Consoleやコピペチェッカーなどのツールを使って確認することをおすすめします。
まとめ:SEO対策をして集客力をUPしよう
本記事では、SEO対策の具体的な方法や注意点、メリット・デメリットを解説しました。
適切なSEO対策を行ったWebサイトは、費用対効果の高い集客が可能です。しかし、専門的な知識や技術を要するため、コンテンツの作成に時間や労力を要します。
株式会社UPDETARsでは、SEO対策を含め、企業の魅力を最大限に伝えるためのさまざまな施策を活用したWeb制作を実施しています。「SEO対策をしたWebサイトを作りたいけれど難しそう」「何から始めればいいかわからない」という方は、まずはお気軽にご相談ください。